ポケットコイルとボンネルコイルで腰痛に良いマットレス
マットレスを選ぶ時に気にした方が良いのがコイルの種類です。
スプリングマットレスはコイルなしに比べて、体圧分散に優れるので腰痛に悩まされている人は使うことが多いです。
ただ、ポケットコイルとボンネルコイルには大きな違いがあります。
そのため、体重が軽いのか重たいのかでも、どちらが良いのかも変わってくるだけでなく、合わないマットレスを選ぶと腰痛に悩まされるようにもなります。
マットレスは体系に合わせて選んだ方が良いと言われていますが、正反対のを特製の素材も多いので、間違えると腰痛が悪化する原因にもつながってきます。
この記事を読むことであなたがポケットコイルとボンネルコイルのどっちを使うとからだにあっているのかが分かるようになります。
ポケットコイルとボンネルコイルの違い
ポケットコイルとボンネルコイルでは2つの違いがあります。
- 高反発と低反発
- からだを支える構造
「高反発マットレスに使われるのがボンネルコイル」で「低反発マットレスに使われるのがポケットコイル」です。
からだを点で支えるのか面で支えるのかでの違いがあり、体圧分散の効果も違えば、からだの沈み込み方も変わってきます。
そのため、太っている人や痩せてる人は体系に合わせてポケットコイルかボンネルコイルかを選ばないと腰痛が悪化をすることもあれば、改善がされることもあります。
ポケットコイルとは
ポケットコイルとはマットレスに内部にあるバネがそれぞれ独立をしており、重みのかかる部分を支えていきます。
そのため、『点で支える』と言われており、からだの重みがかかる部位に合わせてマットレスの沈む深さが変わってきます。
からだの中でもマットレスに重みのかかる部位がお尻・肩・かかとの強く接している3点です。
背中は腰の部分からゆるやかなカーブをしているので、重みのかかり具合が変わってきます。
ポケットコイルは重みのかかる部分に合わせて、各独立したバネがからだを支えるので、マットレスの設置面積が増え体圧分散に優れているのが特徴です。
ポケットコイルとは
- 点で支える
- 体圧分散に優れる
- 沈み込みの浅い部分と深い部分ができる
- 低反発マットレスに使われることが多い
ボンネルコイルとは
ボンネルコイルとはマットレス内部のバネが連結をしているので、スプリングマットレスがからだ全体を支えるのが特徴です。
そのため、『面で支える』とも言われており、重みをかけることでからだ全体が沈みやすくなっています。
特にマットレスに重みがかかるのがお尻や脂肪の多いお腹などの腰回りとなっているので、真ん中付近からゆるやかにからだが沈みやすいです。
高反発マットレスにボンネルコイルは使われることが多く、全体がからだを支えるので深く沈み込んでしまうのを防ぐ効果があるのが特徴です。
ポンネルコイルとは
- 面で支える
- からだ全体が沈む
- 深く沈むのを防ぐ
- 高反発マットレスに使われることが多い
ポケットコイルとボンネルコイルで腰痛に良い選び方
ポケットコイルかボンネルコイルのスプリングマットレスは体系に合わせて選ばないと失敗をしてしまいます。
からだを支える構造が変わるので、重たい人なのか軽い人なのかで、どちらを使うと腰痛に良いか変わってくるのですね。
ポケットコイルとボンネルコイルで腰痛に関わってくるのが、マットレスの沈み込み方の部分です。
どちらもコイルなしマットレスに比べて体圧分散に優れるので、朝の腰痛や背中の痛みや疲れが取れない人にスプリングマットレスはおすすめすることができます。
但し、間違った方を選ぶと逆に悪化をさせることもあるので、ここから体系の体重に合わせて選ぶようにしてください。
ポケットコイルとボンネルコイルで腰痛に良い選び方
- ポケットコイルかボンネルコイルかで腰痛に良いのは体系で変わる
- どちらも体圧分散に優れるの腰痛に良い
- 間違った方を選ぶと腰痛が悪化する
太っている人にはポンネルコイルのマットレスが腰痛に良い
太ってる人や標準ぐらいの人が選ぶと良いのがボンネルコイルのマットレスです。
ボンネルコイルのマットレスはからだを面で支えるので、腰回りの付近だけ深く沈み込むのを防いでくれます。
からだにあった反発力のを選ぶことで、重みのかかる腰回りの付近が適度に沈むので、楽な姿勢で寝ることができます。
また、寝ていて全体が沈むので太っている人でも寝返りがしやすく、腰だけに負担が集中してくるので防いでくれます。
体重が重たい人は高反発でボンネルコイルのマットレスが腰痛に良いマットレスです。
重たいとポケットコイルのマットレスは沈むので腰が痛くなる
重たい人が選んではいけないのが、ポケットコイルのマットレスです。
ポケットコイルのマットレスは特に体圧分散に優れるメリットはあるものの、脂肪が多いお腹やお尻がある腰回りだけ深く沈んでしまいます。
そのため、沈む込みが深くなりやすく、寝た時の姿勢がくの字になってしまったりと、真ん中が沈み朝の腰痛の原因になってきます。
補足としてポケットコイルのマットレスは体重が軽い人が使えば、適度にお尻の部分が沈んでくれるので、背中のカーブがよく接地をしてくれます。
そのため、ポケットコイルは体重が軽い人だと適度に重みのかかる部分が沈むので腰痛に良いマットレスですが、重たい人が使うとお尻だけが深く沈んでしまうので悪化をさせてしまいます。
マットレスはコイルありなしで違う4つの違い
ポケットコイルもボンネルコイルも使われていない、コイルなしのマットレスもたくさんあります。
コイルありなしでは下記の4つの違いが生まれやすいです
- 体圧分散
- 通気性
- 耐久力
- 寝返りのしやすさ
マットレスの素材であるウレタンや寝具メーカの独自のに比べて、コイルがからだを跳ね返すように支えてくれます。
そのため、スプリングマットレスは接地面積を増やし、体圧分散に優れている特徴があります。
また、中にコイルが入った構造となっているので、ウレタンなどの素材と比べて通気性がよいです。
睡眠中は長時間となりますが、ずっと寝ていることでだんだんとへたり、元の形に復元をしなくなってきます。
スプリングマットレスだとからだをコイルが反発させるので、復元力が高く耐久力に優れているのですね。
太っている人の腰痛に良いのはボンネルコイルの高反発マットレス
太っている人で腰痛に良いマットレスを探している人はボンネルコイルの高反発を選ぶようにしましょう。
ボンネルコイルの高反発マットレス
- 太っていて深く沈むのを防いでくれる
- 体圧分散に優れるので腰に負担を集中させない
- 耐久性に優れるのでへたりづらく途中で腰痛になりづらい
だからといってポケットコイルではなくボンネルコイルのスプリングマットレスを使えば、朝の腰痛や背中の痛みや肩こりに悩まされない訳ではありません。
あなたの体重に合わせた硬さの反発力を選んでいないと、硬すぎて全く沈み込みがなかったり、柔らかくて姿勢が悪くなることもあります。
目覚めた時の腰痛に悩まされており、太っている人はボンネルコイルでからだにあった硬さのマットレスを選ぶことで、快適な熟睡で疲れが取れた朝を向かえることができます。
体系に合わせたあなたのからだにあった硬さは「腰痛に良いマットレスの選び方」で解説をしているので、知らなければ必ずご覧になっておくようにしましょう。